フィールドパート長を務めさせていただきます、幾田勇希です。就任して数ヶ月経ってしまいましたが、就任の挨拶と、これからに向けての意気込みを述べさせていただきます。
現在のフィールドパートは、主戦力であった現四年生が抜けて跳躍、投擲ともに大きく戦力が低下してしまっており、来シーズンの試合はこれまでよりも厳しい戦いになると考えられます。ですが、これまで全く得点を取れていなかった棒高跳やハンマー投などでは今年新しく入部した一年生らが活躍し、しっかりと結果を残してくれました。得点できる種目の層はこれまでよりも広がり、各々が来シーズンに向けて成長していけば、これまで以上の成績を残せると思っています。まずは来季に向けてフィジカルの強化と技術の習熟の両立を目指しており、パート員全員で切磋琢磨しています。
私がパート長を務めるうえでもっとも重要だと思うことは、パート部員みなが実力をのばすことができる環境を作ることだと思います。それは単に、良いメニューを示すとかいうことではなく、能動的に自己記録を目指して活動できる集団を作るということです。フィールド競技はその豪快な見た目とは裏腹に、常に理論的な考え方が必要で、少しのズレでミスにつながる繊細な競技です。そのため他競技と比べても特に、ただ単純にフィジカル面を強化すればいいというものではなく、技術が伴わなければ結果に繋がらない競技だと思っています。そしてその技術を会得するためには、一人ひとりが競技と長い時間向き合い、そこでなにかしら気づきを得ることが必要だと考えます。強くなるためにはこれまで以上に各々がどうしたら強くなれるか真剣に考える集団になっていかなければなりません。その意味で、みんなの前に立ち先導するのではなく、横に立ち、集団の向かう道しるべのような存在となれるよう努めてまいりたいと思います。
最後に、もちろん個人としてもしっかり結果を残し、結果でパート員を引っ張っていきたいと思います。
これからもフィールドパート全員で精進して参りますので、応援のほど宜しくお願い致します。
フィールドパート長 幾田 勇希