新跳躍パート長挨拶

新跳躍パート長を務めさせていただきます、伊藤裕也です。

私たちより一つ上の代から流れが変わり始め、今のフィールドパートは名古屋大学陸上競技部の主力と言っていいほど強くなりました。
もともとある程度の力を持った選手が集まればそれなりに強いパートになります。しかしそれは一時的に過ぎず、そこからさらに実力を伸ばせるような環境、練習メニューの考え方の礎を作ることがパート長の役割だと考えます。
現在の跳躍パート最大の強みは、専門のコーチがいない中で互いに動きを確認し合い、全員がどうしたら強くなれるのかを真剣に考えられているという点です。練習の雰囲気の良さは誰に対しても誇れます。私が今皆に提示しているメニューは、その環境があって初めてこなせる内容となっています。跳躍は、単純にスピードや筋力が付いたとしてもそれが高さや距離に直結するわけではありません。むしろ力の伝え方、加重するときの関節の位置など細部が変われば動きは大きく変わります。この冬から私は週に一度、信頼のできる先生を訪ねて自分の動きを見てもらって根本的な動作の改善をしています。結果、今まで自分では良いと思っていた感覚が真逆であったことを痛感させられました。現に昨シーズンは自己ベストを更新できず、それまでの跳躍では限界だったことが証明されたのです。その教えて頂いた練習や跳躍の考え方をパートの皆に何とか還元しようと努めています。なんとなくこなしていれば身につくような内容では決してありません。今の跳躍パートだからこそ実行できる練習です。

先に示したパート長の役割を果たすには、まず私自身が強くなることを示さなければなりません。この一年だけでなく、今後の跳躍パートがより一層強くなれるような土台を作れるよう精進して参りますので、応援の方よろしくお願い致します。

跳躍パート長 伊藤裕也

 

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