あけましておめでとうございます。名古屋大学陸上競技部副将の岩井宏樹です。
8月に代が替わってから今まで思うことは、部をまとめ盛り上げていくことは難しいな、と思いました。先代の先輩方は部の主力となる選手が多く、七大戦優勝を目標に掲げ、実際にそれが実現可能であることを示しながら部を盛り上げまとめていました。僕らの代では主力選手が多く抜けてしまい、現在記録が伸び悩んでいる選手も多いです。
僕らの代の目標は「部の底上げ」です。抽象的な目標なので、先代のように一つの目標に向かってまとまるということは難しいかもしれません。ただ、部が盛り上がるためには競技力が必ず必要だと思います。今の名古屋大学陸上部は日本選手権に出るような強い選手もいますが、層が薄く東海インカレや七大戦では勝負できないのが現状です。「純粋に競技が楽しみたい」、そう考える方も大勢います。ですが、やはり「記録が出るから楽しい」「勝てるから楽しい」「優勝が狙えるから楽しい」。こういったベクトルの楽しさは部活としてスポーツをやる上で格別だと思います。
なので、僕らの代の目標である「底上げ」が達成でき、強い名古屋大学陸上競技部として七大戦、全日本予選会や東海インカレで優勝や上位を狙える位置になれば部としてまとまり、盛り上がっていくと思います。
「部の底上げ」というのはもちろん名古屋大学陸上部を強くすることです。それを果たし僕らの代、それが敵わなくても次の代では再び七大戦優勝を狙えるような名古屋大学陸上部を作っていけるよう尽力していきます。
OB・OGの皆様のご声援に応えられるような部にしなければならない、と気を引き締めて活動します。今後も多くの助けを頂くことになるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
副将 岩井宏樹