あけましておめでとうございます。女子主将を務めさせて頂いております長谷川詩歩です。
七大戦が終わり、4年生が引退してから、名古屋大学女子陸上競技部は人数的にも戦力的にも厳しい状況をむかえています。現時点での来年の女子七大戦の順位は7位となっています。
そんな中で、例年の通り七大戦や対校戦の目標順位を決めるのは、曖昧なものになってしまい、達成しにくいものになってしまうのではないかと思いました。そこで今年の女子陸上競技部の目標として「来年の七大戦までに全員がPBを出す」というものに決めました。各々がベスト記録に戻す、あるいは更新するためにどうすればいいのかを考え、練習に励むことは、目標としてわかりやすく、また達成するために一人一人が意識しやすいものだと思ったからです。
現時点ではほとんどの部員が中学や高校の時に出した自己ベストを大学で出していない状況です。しかし、この目標にむかって一人一人が努力すれば、自ずと名大女子陸上競技部はチームとしても強くなり、現時点での七大戦の順位も良いものになるのではないかと思います。
この目標を達成するために、一人一人が自分の専門種目の練習に専念したいため、今までのように、対校戦や七大戦で人数が足りない競技を穴埋め方式で選手を出すということが厳しくなるかもしれません。そのことで落とさなくてもいいポイントを落としたり、勝てる試合に負けてしまうかもしれないということも重々承知しております。ですが、一人一人の専門種目のPBを出すこと、そのために練習し、チームとして強くなることが一番大切だと感じております。そのような状況の名大女子陸上競技部ですが、OB、OGの皆さん、応援してくださる方々には十分ご理解頂いた上で、これからも温かい目で見守って頂ければ幸いです。
名大女子陸上競技部は先に述べた通り非常に厳しい状況ですが、この状況を少しずつでも改善すべく、女子主将として日々部員たちと話し合い、行動していきたいと思います。また新入生の勧誘、名大女子陸上競技部の宣伝にも力を入れていくつもりです。私は、女子主将としてはまだまだ未熟ですが、これからも精進してまいります。
最後に、今の名古屋大学陸上競技部があるのは、OB、OGの皆さんの多大なる支援、応援してくださっている方々のお陰です。これからもよろしくお願いいたします。
女子主将 長谷川詩歩